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さて、来週21日(水)は冬至です。北半球では太陽の位置がいちばん低くなるため一年で最も昼が短く、夜が長いとされる日で二十四節気のひとつです。
日本には古くから「かぼちゃ」や「あずき」を食べたり「ゆず湯」に入ったり・・・という風習がございます。
ここでは「かぼちゃ」につきましておはなしをいたします。かぼちゃにはビタミンA(βーカロテン)・ビタミンC・ビタミンE・カルシウム・鉄分がバランスよく含まれていて、風邪予防・がん予防・冷え症に大変効果的で冬にはもってこいの食材です。夏野菜として知られるかぼちゃは保存が効き、食材が豊かでなかったその昔、先人たちが冬によく食したといわれている食材です。先人たちの暮らしの中で自然に息づいたことが、今現在になって健康上の効果として科学的に証明されている、そして風習として受け継がれている・・・先人たちから今を生きる私たちへの贈り物のようでなんだか胸がいっぱいになります。
冬至である21日には「かぼちゃ」をしっかりと味わいながら食し「ゆず湯」で温まりながら昔の人々の暮らしに思いをはせるのもいいかもしれません。そして、風邪しらずで元気にこの冬を乗りきりましょう!